【防犯】車が盗まれる被害に遭わないために

どうも、イチノメです。
皆さん、車が盗まれた!なんて被害にあったことありませんか?
こと日本においては、中々ないかもしれませんね。
だからって、

  • コンビニで、ちょっと止めるだけだから。エンジンかけっぱなしでもいっか。
  • すぐ戻るし、鍵を開けたままでもいっか。
  • こんな車、盗む奴なんて誰もいないし大丈夫だろう。

そんな甘いことを考えて愛車を放置してませんか?
でも、こんな状態、誰がどう見ても、いつ盗まれてもおかしくないですよね。


警察庁が発表している警察白書の令和3年度版によると自動車が盗まれる窃盗の発生件数は

全国で 5210 件(令和2年度数値)

となっています。

1日1台と言わずに、全国どこかで毎日14台以上の車が盗まれていることになります。
実感としてはどうでしょうか?少ないでしょうか?多いでしょうか?
私個人としては、少し多い!!って印象です。


こんな世の中なのに、本当にさっきの様な考えで大丈夫でしょうか?
これは、対策を知っておいても損はないですよね。
大切な愛車が盗まれないためにも、大切な愛車を守るためにも、出来ることは確実にやる”べき”です。
では、実際に、何が出来るのか見ていきましょう。

1.エンジンをかけたまま離れない・車には鍵をかける

もちろん、当たり前だよ!!な話ですよね。郵便局に寄るだけ、コンビニに寄るだけ、5分以内に戻るし、そんな考えは、今日から止めましょう。
犯人は、そんなあなたの甘さを狙っています。後悔は先に立たず ですよ。

いつも車を離れるときは鍵をかけているよ!という防犯意識のある方は、次からが本題です。
いくつ出来ているか確認してみてください。

2.車への防犯対策

a.タイヤロック


出先では、難しいですが、要は車が動かなきゃいい訳です。
なら、タイヤを止めてしまえば良いという力技な発想です。
しかし、その効果は意外と馬鹿になりません。

ただし、タイヤロックはただ付ければいいという物でもありません。
板金カッター等で切られそうな細いものではなくある程度太さのあるもの、且つ無理やり発進しようとすると車体に引っかかる位の大きさを兼ね備えた金属製のタイヤロックを選びましょう。
簡単に壊されたら意味ないですからね。

 
b.ハンドルロック


これは、比較的お手軽な方法だと思います。
ハンドルを操作出来なければ例えエンジンがを掛けようとも発進できません。

無理やり進むことは出来ますが、ハンドルを回した状態でハンドルロックを取付けておけば、ハンドルロックを破壊されない限りは、車はその場で回ることしかできません
取付けが容易で、出先でも使いやすいのも、ポイントの一つです。


c.車カバー


完全に自宅に駐車する際の対策となります。
出先でも使えないことはないですが、いちいち車カバーをつけて車を離れるのは、億劫ですし、何より不審がられてしまいます。自宅での使用が基本になりそうです。

そもそも、車カバー自体、あまり意味がないんじゃないと思う人がいるかもしれませんが、そんなことありません。
犯人は盗む車を下見に来る場合があります。
その際に、車が見えない状態であるのは、犯人が盗みを働く上で、情報を与えないことにつながり予防効果があります。
庭先に入って近づいて見るわけにもいきませんから。

さらに、盗みを働く際にも車カバーに実際に触れて外さないといけないことがプレッシャーにもなります。
余計な時間を食いますし、カバーを残せば、そこから犯人の指紋やDNAが残る可能性もありますから。


d.盗難防止警報装置(警報音や光を発するもの)


車に備え付けられた純正のものから後付けのものまであります。
発せられる光や警報音は車が盗まれている事に気付くためにも大きな効果があります。

加えて、犯人にとって、車に張られた盗難防止装置の積載を示すシールは、実際に犯行に及ぶ際に、見つかるリスクを上げることを意味するため、それだけでもけん制効果があります。
犯人だって、同じ車でも、盗難防止装置がついてるもの、ついてないものがあれば、リスクが高いものは避けたいと思うのは当然の話ですよね。

実際に、犯行に及ぶ際も装置が反応すれば犯行を諦めさせ逃走させることにもつながります。

3.その他の対策

a.鍵のかかる車庫

犯人は盗む車を下見する場合があり、その情報を与えないという点で予防効果があります。
車カバーと同じ効果が見込めますね。
ですが、こちらの方が性能としては上位互換ともいえます。

侵入するリスクまで考え始めると、より大きなけん制効果を見込めますし、実際の犯行時間も考慮すると防犯効果も高いです。
ただし、費用がそれなりにかかる点がネックではあると思います。


b.駐車場の前に門扉やポールチェーンを設置する

実際に犯行を行う段階の犯行時間を延ばす対策です。
強固な鍵付きの門なら、鍵の破り難さにより、相応の防犯効果が見込めます。

ポールは、埋め込み式なら、場所を取りませんし、チェーンを張り、鍵を掛ければ門とほぼ同等の効果を得ることが出来ます。


c.防犯カメラ、サーチライトの設置

他の対策に合わせてより効果を狙う対策です。

サーチライトは、犯行が夜間の場合、否応なく目立せることができるため、存在がバレる事を嫌がる犯人へのけん制と実利を兼ね備えています。

防犯カメラは、姿が残ることを嫌う犯人に効果が大きく、実際に被害にあった時も、その後の警察が捜査する時に証拠にもなります。

ただし、SDカード式や本体記録式だと防犯カメラごと持っていかれた際にせっかくの証拠が残りません。
よって、外部ストレージに保存するタイプのものかクラウド上にデータが保存されるものを選び必ず証拠が残る形にしましょう。
そして、証拠映像を長く取るためにも今までの対策と併用して防犯カメラを利用するとより大きな効果が得られると思います。


d.エンジンキーは金属製の缶の中に

犯罪の手法として、リレーアタックというものがあります。
最近の車がスマートキーであることを悪用し、スマートキーから発する電波を、何らかの機械で受信、増幅させて、
車の近くで待機する仲間まで電波をリレーのように届け車を解錠することから、その名がつけられました。

これの対策は簡単で自宅の中で車のカギ(スマートキー)を保管する際に、金属製の缶の中に入れるだけでスマートキーの電波を遮断することが出来ます。
缶は100円ショップ等でも売っているので、スマートキー対応車の方は、ぜひ今日から始めましょう。


e.車にGPSを載せておく

ある意味で、最終手段です。これが効果を発揮するのは、実際に盗まれた時だけです。
GPSが車載してあるのが犯人にバレてしまうと、GPSの無効化、またはGPS装置を捨てられたりして意味がなくなるので原則秘匿、なので予防や防犯という点では効果はを見込めません。

しかし、用意しているかいないかで愛車が返ってくるかどうか大きく変わります。
純正で搭載されているものもありますが、後付け用として車用GPSが販売しているので万が一に備えたい方にはおススメめです。
   


最後に

いかがだったでしょうか?
自分がどれだけ対策が出来ていたか、いなかったか、確認できたでしょうか?
日本は比較的に安全な国とよく言われています。

ですが、やはり、それでも犯罪が全くないわけではありません。
常日頃からの注意や小さな積み重ね、習慣が大切な愛車を守るためには必要不可欠となります。

ああ、まさか!自分が!!被害にあうなんて!!!と海の底より深い後悔をする前にまずは小さなことから始めてみましょう。

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